ここでは、数ある水素水の使い方のひとつ、お風呂における利用方法について紹介していきます。
水素水は、水素を体内に取り入れやすいように飲料というかたちで販売されています。その水素水とは別に、体内に水素を取り入れる方法があります。それが「水素風呂」です。
お風呂に水素を入れることで、どのような効果・効能が得られるのでしょうか。水素風呂の作り方や注意点など、いろいろな情報を織り交ぜて紹介します。
活性酸素の除去を働いてくれる水素ですが、それをお風呂の中に入れた水素風呂は、水素水とはやや異なる効果が得られることで知られています。
以下が水素風呂で得られる主な効果・効能です。
水素が全身に吸収される!
水素風呂に入ると、瞬く間に水素が皮膚に入り込み、肌の奥まで浸透されていきます。全身に効率よく水素を吸収できるというのは、飲料として利用する水素水には無い特徴と言えるでしょう。
肌トラブルの改善効果が得られる!
水素風呂に入ることで、水素水同様水素が持つ活性酸素の除去効果が得られます。その効果のおかげで、肌に生じる炎症やかゆみなどを抑えることができます。アトピー性皮膚炎の改善に効果があった、という事例もあります。また、活性酸素が原因で発生するシミやしわ、くすみなどの改善も図れます。
基礎代謝力や免疫力が大きく上がる!
通常のお湯のお風呂に入った場合、体温が約0.6℃上昇しそれが40分ほど持続するとされていますが、水素風呂だと体温が1℃上昇し、その後8時間ほど持続すると言われています。
人は体温が1℃上昇すると基礎代謝や免疫力が大きくアップするので、それを考えると水素風呂は基礎代謝力の底上げや免疫力アップに大きな効果があるということが分かります。
水素風呂には、上で紹介した効果以外にも、ストレス減少効果や髪質を改善する働きなど、あらゆる健康効果や美容効果を発揮することも判明しています。
水素風呂は、飲料として利用する水素水に勝るとも劣らない存在なのです。
体に良い効果をたくさん与えてくれる水素風呂。水素の力に興味を持っており、かつ以下の項目に1つでも当てはまるという人はぜひ水素風呂を試してみてください。水素風呂が持つあらゆる効果を全身で体感できるはずです。
水素風呂をまだ一度も試したことのない人には、水素入浴剤を使った水素風呂がオススメです。価格がリーズナブルで、手軽に水素がたっぷり入ったお風呂を作ることができます。
水素風呂の作り方は大きく2通りに分かれます。1つは入浴剤を使うタイプ、もう1つは水素生成器を使うタイプです。
以下の表はそれぞれのタイプを表上に分かりやすくまとめたものです。購入時の判断材料としてチェックしておきましょう。
水素入浴剤 | 水素生成器 | |
---|---|---|
使用期間 | 使い捨てタイプ | 継続して使用できる |
初期コスト | 安い | 高い |
ランニングコスト | 高い | 安い |
美容効果 | ◎ | ◯ |
それぞれの特徴を見てみると、水素風呂をとりあえず試してみたいという人は入浴剤タイプを、長期的に使う予定であれば水素生成器を使うのが良いかもしれません。
下に紹介している製品は、現在人気のある水素入浴剤と水素生成器です。
【水素入浴剤】 ●水素のめぐり湯
新日本水素HPより引用
通常セット
1包×30個(約60日分)
価格:15,000円(税別)
お試しセット 5包(約10日分)
価格:2,500円(税別/送料無料)
※初めて購入の方へのみ販売
【水素生成器】 ●携帯用水素マルチポッド マルーン
協和医療器HPより引用
価格:81,000円(税込み)
水素風呂に入って十分な効果を得るには、お風呂そのものの正しい入り方を覚えそれを守らなければなりません。
入浴時や入浴の前後に守るべき、いくつかの注意点を紹介します。
入浴前は水分補給を忘れずに
あまり知られていませんが、人は1回の入浴で800ml前後の量を発汗によって失うとされています。この数値は平均的な成人男性の体内水分の2%以上に及びます。吐き気やめまいを覚えてもおかしくないほどの水分損失量なのです。
また、体から水分が失われると血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞などの病気の原因ができてしまいます。
入浴前に水分を補給することで、これらの事態をしっかり予防できるのです。ちなみに入浴前に補給する水分の目安量は300~500mlです。この時飲む水を水素水にすれば、代謝促進効果をより良いものにできます。
入浴時間に注意
あまりに長い時間お湯に浸かっていると、肌の乾燥を生んでしまうことがあります。長時間肌をお湯に当てていると毛穴が開き、角質が水分を抱え込んで膨張し、皮脂やセラミドを放出してしまうのです。これらの成分は肌の潤いを保つ役割を持っているので、なくなるとその分肌が乾燥していってしまうのです。
入浴時間は15~20分を目安時間とすると良いでしょう。それ以上長くお湯に浸かると、疲れを取るどころか体力を余計に使う羽目になってしまいます。
入浴後のアルコール摂取はNG
入浴後は体が火照っているため、飲み物を飲みたくなるものですが、この場面ではアルコール類以外の飲み物を選択しましょう。アルコールは利尿作用が強く、飲んだ分以上の水分を体外へ排出することになります。入浴後はただでさえ水分が減っている状態なので、そこで体内の水分量をさらに減らしてしまうと、脱水症状に陥る危険性があるのです。
入浴後はアルコール類以外の飲み物を飲むか、仮にアルコール類を飲むにしてもそれとは別に十分な量の水を飲むようにしましょう。
飲用以外の水素水の活用術のなかでも、異色ともいえるのがお風呂。
「お風呂場で」利用するのではなく、「お風呂として」利用します。
少しもったいないような気もしますが、そのぶん、からだ全体で水素水のはたらきを得ることができるといま話題の利用法です。いわゆる「水素風呂」ともいわれています。
水素の分子はそもそもが小さいものなので、皮膚の細胞と細胞の隙間までスルスルっと通りぬけることが可能。
そのため、全身の表面積を使って水素水を吸収できるため、経口摂取するよりもはるかに効率がいいのです。
しみやしわ、くすみ、乾燥肌など、美肌への効果はもちろん、活性酸素を抑制するため皮膚炎などに対してもはたらきが期待できます。
水素風呂のメリットは美肌・アンチエイジングだけにとどまりません。
水素水には乳酸も抑制する作用があるほか、新陳代謝を促進させる作用もあります。つまり、日ごろの疲れをとり、元気に回復させる力もあるのです。
代謝をうながすため血流もよくなり、保温効果も抜群。きっと湯上り後にいつものお風呂との違いを実感できるでしょう。
しかし、いくら水素水のお風呂がいいといっても、数百mlから数Lの水素水をちびちび入れていては気が遠くなります。それにとても経済的とがいえません。
そんなときは、ぜひ入浴専用にパッケージされた水素水を使ってみてください。
新日本酸素の「水素のめぐり湯」を例に、その特徴をみてみましょう。
水素水の難点は、水素が抜けてしまったり水素の発生が持続しないところ。
しかし、入浴専用の水素水である「水素のめぐり湯」は、およそ8時間水素を発生し続けるよう独自の製法で開発。家族で順番に入浴していっても全員が余すことなくその効果を得ることができます。
使い方も1包25gの水素入浴剤をお風呂に溶かすだけ。あとはとっぷりお湯に浸かるだけで、約7分で全身に水素が浸みわたります。
コストも1包あたり400円~からとお手ごろなので、興味があればぜひ一度試してみることをおすすめします。