ここでは、水素水が肝硬変に与える影響や効果について解説しています。
肝臓は沈黙の臓器と呼ばれるほど、痛みや症状が表れにくい臓器。しかし、からだの中では一番大きい臓器で、とてもいろいろな役目を担っています。
肝臓と言えば、アルコールを分解する働きが有名ですよね。しかしその他にも、食べた物が消化され、吸収される栄養素を蓄えておいたり、脂肪をエネルギーに変えたり、蓄えたりという働きもあるのです。血中のコレステロールを調整しているのも肝臓ですし、有害物質をからだの外に出すという重要な働きもしています。
これだけの働きをしているので、過度に負担がかかると機能が落ちてきて、その働きが弱まります。そうなると脂肪をエネルギーに変える力も落ちるので、脂肪が溜まっていくことになるのです。そうすると、更に機能が落ち、分解しきれないものが蓄積され、脂肪肝になってしまいます。
弱った肝臓は活性酸素が発生して、幹細胞が破壊され、そのまま肝炎、肝硬変へと進む危険性があるのです。
肝硬変となると、肝臓の細胞の破壊と再生を繰り返したあげく、細胞が硬くなってボコボコした状態になってしまいます。この状態は、さらに肝臓癌となるリスクが高くなっているので要注意です。
肝臓の病気というと、お酒の飲み過ぎというイメージがあります。しかし、お酒だけでなく、高カロリーの食事による脂肪の蓄積も大きな理由ですから、「お酒を飲まないから大丈夫!」ということではありません。
もちろん、食生活や生活習慣を変えるというのは重要なことですが、機能の落ちた肝臓で起こっている細胞の破壊を食い止めることが最も重要なのです。
細胞の中では、ミトコンドリアが活性酸素を大量に発生させて、正常に細胞を再生することができなくなっています。ミトコンドリアレベルまで達することのできる水素水が、活性酸素と結びついて排出することで、ミトコンドリアを元気で正常な状態にしていく方法がおすすめです。
お酒を飲んでいる時に水素水を飲むと、二日酔いをしないという声をよく耳にしますが、これも肝臓の細胞の働きを水素水が助けているから。
日頃から水素水を適切に摂ることが、脂肪肝、さらには肝硬変になることの予防となります。そして、肝臓の細胞を元気にすることは、疲れにくくなることに加え、毒素の排出にも良い働きをすることになるのです。
特に、女性はホルモンの変化で40代を過ぎると脂肪肝にもなりやすくなってきますので、予防のためにも水素水を飲むことは有効でしょう。